RE100のそもそものコンセプトは、MGでは製品化が難しい
「マイナーMS」や「名脇役的なMS」などのマニアックな機体を、
MGほどには開発・生産コストをかけないことによって、何とか
製品化を実現するというものだった。
そのため、当然「主役機」や「メジャーで人気がある機体」は
ラインナップされないので、一部のマニア層以外には受けが悪く、
販売は伸び悩んだ。
また、製品クオリティについても、単に「MGから内部フレームを
取り除いた」だけのものではなく、コスト削減のための肉抜きや
色分けの省略が目立ち、外装部分の出来もMGより明らかに劣る。
それらの欠点が許容できない人であれば、「パテ埋め→整形」や
「マスキング→部分塗装」などの余計な工程を強いられるので、
MGよりもかえって制作に手間と時間がかかってしまう。
加えて、2019年に出たザクII改において、MGから大幅に遅れて
ようやくポリキャップレスになったが、それ以前に発売された
ポリキャップ仕様のキットは、総じて関節がフニャフニャで、
ポーズがカチッと決まらないという難点もある。
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